投球指導02
当院の投球指導プログラムの目的
投球障害部位の治療・回復に加え、客観的な評価システムを用いて投球障害の原因を抽出し、投球障害を再び起こさないための投球フォーム改善や筋力・柔軟性・バランス機能といった身体機能の向上を目指します。

当院の投球指導プログラムの特徴
当院の投球指導プログラムは以下のような特徴があります。
- 医師と理学療法士が連携し,診断,治療,投球フォーム分析・改善,フィジカル強化を包括的に行う投球機能回復を目的としたプログラム
- 科学的手法の導入による投球フォームやフィジカル面の分析を行い,課題点や特徴点などの客観的に抽出します
- ピッチャーマウンドを完備した投球フォームチェックシステム(準備中)
- 投球障害の原因を特定し,その改善を目的としたエクササイズ指導
- 当院で蓄積された統計データを基にした過去の症例との照らし合わせや患者の方の通院による変化の客観的評価
- 野球歴の有無にかかわらず、理学療法士が投球障害の治療および機能改善に取り組むことのできるシステム(HPには掲載しない)
医師と理学療法士との連携
当院では、医師と理学療法士(PT)との相互連携をシステム化し、初診から競技復帰へ向けて段階的に治療や投球フォーム改善に取り組みます。

段階別の目標を設定したリハビリテーションプログラム
当院のリハビリテーションプログラムは,整形外科的および理学療法的に作成したリハビリテーション計画を以下のような段階別の目標を設定することで,競技復帰への着実なステップを踏んでいきます。

リハビリテーションプログラムの流れ
当院では、以下のような流れで投球障害からの復帰に取り組みます。

投球動作課題評価テスト(TMPAT:Throwing Motion Problem Assessment Test)
準備中
ピッチャーマウンドを完備した専用ブルペン
準備中
チェックシート連続写真作成での課題
開始時(1枚目)の姿勢をどうするか?
⇨ 開始姿勢を統一するか否か(ワインドアップorセット)
対象とする瞬間の選定
⇨ 提案:
1. 開始姿勢
2. 踏み出し脚最大挙上
3. 体重移動
4. 踏み出し足着地
5. 最大外旋位
6. ボールリリース
7. フォロースルー +α??
※ 各瞬間の定義:
1. 未設定
2. 最大挙上時で重心移動直前
3. 2と4の中間位
4. 足部全体が静止した瞬間
5. 球が最下点で前方へ移動する前
6. ボールが指先から離れる直前(1フレーム前)
7. 6から20フレーム後
⇨ 開始姿勢を統一するか否か(ワインドアップorセット)
対象とする瞬間の選定
⇨ 提案:
1. 開始姿勢
2. 踏み出し脚最大挙上
3. 体重移動
4. 踏み出し足着地
5. 最大外旋位
6. ボールリリース
7. フォロースルー +α??
※ 各瞬間の定義:
1. 未設定
2. 最大挙上時で重心移動直前
3. 2と4の中間位
4. 足部全体が静止した瞬間
5. 球が最下点で前方へ移動する前
6. ボールが指先から離れる直前(1フレーム前)
7. 6から20フレーム後